heeee! 第一弾

サステナブルな行動は難しい。我慢、不便、大変なイメージもあります。
そんな壁を「ちょっとしたきっかけ」と「スキ(”隙”と”好き”)」で解決したいと思いました。

大ごとではないし完璧でもない。
でも「(実はちょっと)サステナブル」な行動を気軽に「たくさん」体験してほしい。
そして気軽にできるその行動のポジティブインパクト(という言葉が大ごとですね・・)が
案外大きいことを「heeee!(へぇ〜)」と知ってもらえたら嬉しい。そんな企画です。


イベント

2022年10月のheeee!企画のイベント開催場所はGYRE.FOODの3店舗。食品ロスがメインテーマです。台風などの影響で形が変わってしまい一般の流通に乗らなくなった”ふぞろい”野菜やフルーツをOisixが生産者から集め、それを他の”ふぞろい”食材とともにGYRE.FOOD「élan(エラン)」「bonélan(ボネラン)」「uni(ユニ)」の信太竜馬が、無駄なく美味しく楽しく、3つのレストランそれぞれの特徴にあった料理に仕立ててメニューの一つとして提供します。
加えて、デザインユニットのAtMa inc. によるサーキュラー(循環型)な椅子を店内に設置。壊れてしまった椅子をバラバラにして、分解したその部材だけで作られた椅子の美しさはデザインの力の証。(座れます)

料理も椅子も、みなさまに「heeee!( へぇ〜)」っと思って頂けることを楽しみにお待ちしております。

開催期間:2022年10月4日(火)-10月23日(日)
場所:GYRE.FOOD (東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE4F)



“ふぞろい”食材ストーリー

強風で折れてしまった 爽やか青ねぎ

通常よりも早く収穫することで、薬味として爽やかな風味を感じられる北海道産の青ねぎです。飲食店に出荷予定だったものが、作付け後にコロナ禍の影響で取引量が大きく減り、畑で余ってしまいました。さらに、9月に全国各地に被害をもたらした台風の強風でも葉が折れてしまい、ふぞろいな見た目ですが、爽やかな香りが食欲をそそり、薬味としてはもちろん、さっと炒め物にしても旨味たっぷりです。

曲がりおしろいきゅうり

ブルームと言われる白い粉がついているのが特徴!柔らかくみずみずしいきゅうりです。 今年の夏は6月のうちから猛暑となり、生育期のきゅうりにも大きなダメージがありました。 いくら水分を与えても不足やばらつきが出てしまい、強い曲がりやふぞろい品が多発。その量は例年の2.5倍にもなりました。 このようなきゅうりは一般の流通に乗せることが難しくなり、漬物原料になったり廃棄されてしまいます。

台風に耐えた 傷あり火の国なす

大型の台風14号で県内全域が暴風域に巻き込まれた熊本県では、なすを育てていたビニールハウスの資材が剥がれ、出荷直前の実が暴風でこすれて傷ができてしまいました。実が葉や枝に当たることで表面にできるこすれ傷は、中の実の食味には影響がないものの、見た目で判断されて規格外とされることが多く、正規品として流通させることが難しくなります。